人生は長いもの?短いもの?
毎日があっという間に過ぎてしまうと感じていませんか?
特に女性起業家の方は、家事、育児などもあるとあっという間に時間が経ってしまいますね。
そんな中で、自分のビジネスに集中する時間を見つけるのが難しいと感じるのは当然かもしれません。
私たちは日々、ビジネスに追われ「時間が足りない」と感じる瞬間もあります。
与えられた人生の時間とはなんだろう。
古代ローマの哲学者セネカは、紀元49年頃に書かれた著書『人生の短さについて』の中で
「人生は短く、私たちがそれを無駄にしなければ、十分に長いものだ」
と述べています。
人生は長いものではないけれど、時間を無駄に過ごさなければだいぶ長いもの。
紀元49年に伝えてくれています。
そこから考えたら、忙しい毎日の中で、「時間が足りない」と感じることは誰にでもありますが、本当に大切なのは、その限られた時間をどのように使うかということです。
その忙しい生活の中でも、成功をつかむための「重要な時間」をしっかりと確保することが鍵となりますね。
成功に向けて「重要な時間」を確保する方法
たとえば、A子さんの話をご紹介します。
彼女は二人の子供を育てながら、パートの仕事をしています。
朝は子供たちの準備に追われ、昼間は仕事に出かけ、帰宅後は夕食の準備や子供の世話で一日が終わります。
そんなA子さんも、自分のビジネスを成長させたいと強く願っています。
しかし、いつも夜遅くになってようやく自分のビジネスに取り組む時間を確保できる状況です。
多くの人が、A子さんと同じように感じているかもしれません。
やっとできた自分の時間、ついついSNSをチェックしたり、テレビを見たりしてリラックスすることに使ってしまうことはありませんか?
もちろん、リラックスすることも大切ですが、その「重要でも緊急でもない」時間が、もしかしたらあなたの成功を遠ざけているかもしれません。
「7つの習慣」から学ぶ時間管理マトリックス
ここで参考にしたいのが、スティーブン・R・コヴィー氏の名著「7つの習慣」で紹介されている時間管理マトリックスです。
このマトリックスでは、私たちの活動を「緊急かつ重要」「緊急ではないが重要」「緊急だが重要ではない」「緊急でも重要でもない」の4つのカテゴリに分類します。
そして、成功するためには「緊急ではないが重要」な活動に時間を使うことが最も大切だと説いています。
プレジデントオンラインからの抜粋です。
成果を生むための小さな工夫
A子さんの場合、夜遅くに疲れた状態で行う作業は、効率が悪く、かえって時間を無駄にしていることに気づきました。
彼女が本当に成功したいのであれば、ビジネスにおける重要なタスクにもっと良い時間帯を割り当てるべきだと考えたのです。
そこで、まずは自分の一日の時間を見直し、家事や育児の合間に小さな時間を作り出すことを始めました。
たとえば、子供が昼寝をしている間にSNSのチェックを控え、ビジネスプランニングに集中する時間にしました。
このように、自分の時間を意識的に見直し、少しずつ「重要だが緊急ではない」活動にシフトしていくことで、確実に成果が見えてきます。
A子さんも、最初は短い時間しか取れなかったものの、その集中した時間をビジネスに使うことで、少しずつ成果を出し始めました。
結果的に、彼女はビジネスでの成功に繋がる実感を得たのです。
Aさんは、SNSやメールのチェックなどを控え、プロジェクトの計画や戦略に集中する時間を意識的に確保しました。
このように、忙しい日常の中でも「重要だが緊急ではない」活動に時間を投資することで、少しずつ成果が現れ始めました。
今の時間を未来への投資に
ぜひご自身の時間を見直してみてください。
起業家の皆さんも、日々のスケジュールを「緊急ではないが重要」な活動の時間を意識的に確保してみてください。
たとえばビジネスの計画を立てたり、新しいスキルを学んだりする時間を、意識的に確保する。
そこには、未来を大きく変える力があります。
時間は有限ですが、その使い方次第で未来は無限です。
そうすることで、最後には「人生を味わい切った!」って言える気がします。
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